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講師 :白井敬尚(しらい・よしひさ)さん

紙面形成における組版の造形の基本原理を、この機会を通じて改めて参加者の皆さんと見つめ直してみようと思っています。

・レタースペースに対する視覚制御の仕方を考える(濃度、面積、空間、距離、軸、音声、書記)。

・書体の選択、情報の構造、線構成、面構成、組体裁など、最小サイズの情報メディアとしての名刺についての考察。

・ページレイアウトの実際(ケーススタディを含む)から。構造、配置によって異なる視覚造形とその意味を見つめる。

・ブック・フォーマットとグリッドの実際。

コンセプチュアルというデザインの根源的な問題をとりあえず横に置き、実際に手を動かしデザインしていく中で考えている事をお話しし、共有したり意見を交わしたりすることができればよいなあと考えています。

●白井敬尚(しらいよしひさ)〈略歴〉

グラフィックデザイナー。
1961年愛知県生まれ。株式会社グレイス(宮崎利一チーム、1981–87年)、株式会社正方形(清原悦志主宰、1987–98年)を経て、1998年白井敬尚形成事務所を設立。タイポグラフィを中心としたグラフィックデザインに従事している。2012年より武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科教授。
主な仕事に『書物と活字』(朗文堂、1998)、『EXHIBITIONS』(ggg、大日本印刷ICC本部、2007)、『Tokyo TDC Vol.20』(東京タイプディレクターズクラブ、DNPアートコミュニケーションズ、2009)、ggg「ヤン・チヒョルト」展 アート・ディレクションとデザイン(DNP文化振興財団、2013)、『横尾忠則全装幀集』(PIE、2013)のほか、2005年から2015年にかけてデザイン誌「アイデア」のアートディレクションとデザインを担当した。第673回デザインギャラリー1953企画展「本の知と美の領域 VOL. 1 白井敬尚の仕事」展、日本デザインコミッティー(企画/構成:平野敬子)2011年。ギンザ・グラフィック・ギャラリー第362回企画展「組版造形 白井敬尚」展、2017年。同企画展に併せてggg Books No. 124『白井敬尚 YOSHIHISA SHIRAI(世界のグラフィックデザインシリーズ)』刊行。京都dddギャラリー第219回企画展「組版造形 白井敬尚」展、2019年巡廻予定。

  • ● 13 時開場 / 13 時半 〜 17 時半
  • ● 会場:JA松本市会館(五階五〇一大会議室)
  • ● 参加費: 一般 2,700 円 / 学生 2,200 円 ※事前支払い(銀行振込)
  • ● 定員: 100名(要予約・定員に達し次第締め切り)
  • ●ハッシュタグ: #mtypo03
  • ※SNSでセミナーに関連した発信をする際には、ぜひハッシュタグをつけて投稿してください。
  • ●後援
    松本市教育委員会、松本商工会議所、市民タイムス、MGプレス
  • ●懇親会
    • セミナーのあと、講師も参加する交流の場として懇親会を開催します。
    • セミナー参加者であれば、どなたでも参加可能です(要申し込み)。
    • 会費 1人 4,000円
    • 会場 養老乃瀧 食文化会館(https://www.yoronotaki.co.jp/search/detail.html?CN=4971
    • ・セミナー申し込み時に、懇親会の参加する/しないを選択してお申込みください。
      選択に間違いがないか、申し込み時によくご確認いただきますよう、お願いいたします。
    • ・未成年の方もご参加いただけます。(未成年の飲酒は法律により禁止されています。)
    • ・会費はセミナー当日、受付にて集金させていただきます。おつりのないように、ご協力をお願いいたします。
    • ・セミナー会場から直接移動される方は、スタッフが懇親会会場まで誘導いたします。
  • ●申込方法
    • ①下記受講申し込みフォームからお申し込みください。
    • ②メールにて、入金のご案内を送付いたします。
    •  参加費は前払い(銀行振込)となります。
    •  入金のご案内を受信後、概ね1週間以内に振り込みをお願いいたします。
    • ③入金確認後、受付完了をメールにてご連絡いたします。
    • ※好評につき定員に達しましたので参加募集を締め切りました。